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4.9 講演会「戦争と平和、そして憲法9条」於長坂コミュニティステーション

憲法がテーマの講演会。日頃お堅い講演は肩凝るから〜と敬遠しがちなのですが、講師の色川大吉さんが北杜市民というのが魅力で出かけました。そして、「北杜市に住んでいてラッキー」と感じてうれしかった (^~^)
参加したのには他の理由もあります。「戦争を知らない世代」として、戦争体験者のお話を拝聴する機会が年々減って行くことへの不安です。



色川さんは1925年生れ。敗戦の年には20歳。あの時代の生き証人の一人です。歴史家として民衆史の分野を拓かれた方ならではの視点で、当時、政府や政党でなく民間人グループが取組んだ憲法の草案にまつわるお話を、具体的なエピソードを交えて生き生きと語られました。
 □参考書「自由民権 岩波新書 黄版152 色川大吉(著)」 「日本国憲法・検証1945-2000 資料と論点(第1巻)
 小学館文庫 古川純(著)竹前栄治」 
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'memo1' 4日に発表された自民党の改憲草案要綱で「初めて国民自ら主体的に定める」と謳っているが、不勉強過ぎる。120年前の明治初期に、欧米の憲法研究を基に民主的な草案が数十種も作られていた。農民達による討論会の記録もある。それらの草案は国民議会に提出された後お蔵入りとなったが、公文書等文献が残っている。明治の頃の蓄積が大正デモクラシーを経て、敗戦後、憲法学者鈴木安蔵ら民間人グループによる草案作成の下地となって、新憲法制定に実質的な貢献をした。そういう歴史的経過を踏まえなくてはならない。
'memo2' 日本の進む道について。平和主義を貫き、近隣諸国と共に東アジア共同体(☆)建設を目指すことが最良の道。
 ☆次が参考になります。「東アジア共同体ー経済統合のゆくえ
 と日本 岩波新書新赤版(919)谷口誠(著)」また去年亡くなられたロンドン大・大阪大名
 誉教授森嶋道夫さん他の著者による本も何冊か出ています。

*~* 改憲論議が盛んです。地域委員にとっては荷が勝ち過ぎですが、一言。国の進路を決める重要な問題を、不勉強かつ世界の中の日本の将来像について確固たる信念を持たない政治家にお任せしてしまうのはこわ〜い、とゾゾッです。ニッポン情緒にハマるのもお花見くらいならいいけれど、こと憲法については冷静でありたい。将来を背負う子ども達のためにもね。最後に、市民グループ「九条の会アピールに賛同する会」の皆さん、有難う。次回は会場が超満員となることを期待しています。
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by mukai-message | 2005-04-09 19:05 | ○放 射 能 汚 染
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