2.農村地域の緑
『農村・農業の機能を十分に発揮できるような、自然環境と調和した新たな農業農村づくりを進めていくことが必要です』(県緑化計画より) 民有林が抱える問題はここにあります。 野に立ち、野を歩いて観察するとわかります。休耕の田畑が増えるにつれて里山が目に見えて荒れてきました。田畑で働いているのは高齢者がほとんど。高度経済成長の頃、「年とったら田舎でのんびり暮らそうか」という言葉をよく聞いたものです、しかし、かつて夢みた緑の田園は、現在都市近郊型の住宅地に変わりつつあるようで、特に東京からアクセスの良い地域ほどそうなりがちです。 団塊世代の移住志向が取りざたされる今、北巨摩的雄大な自然環境や地域らしい農村景観の保全のために、北杜市が早く画期的な施策を打ち出すことを願っています。 (「北杜市・小淵沢合併協議会 新北杜市まちづくり計画」参照。ダイジェスト版が各戸配布されています)
by mukai-message
| 2005-04-15 10:22
| ▷ほくと景観まちづくり
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