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野草が群生する土地を残したい

風もなくよい日和です。気温が低い日が続いているせいか、今年の桜はゆったり気分で咲き誇っていますね。日曜日くらいゴミのことは忘れて、美しい草花のお話をしましょう。
去年と比べると野草の開花が遅いようです。先日はアズマイチゲの撮影に出かけました。スプリング・エフェメラルと言われる花々が楽しめるのはまだ肌寒さが残る一時。気温が上がる頃になると、花だけでなく葉まであっさり消え失せてしまう。エフェメラルとは束の間という意味。このはかない花の追っかけをする度になんだか切なくなります。
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20年前の北巨摩の里山には、今では見かけない野生の鈴蘭も桜草も群生していたそうです。手厚く保護される庭の植物とちがって、野生の世界で生き残ることは至難の業。近年の道路建設とそれに伴う宅地開発によって消えて行った生物についての正式の記録はありません。しかし、可憐な山野草が人に与えてくれる歓びの大きさを考えると、せめて自力で残って来たもの達を守りたい、できれば元の植生を蘇らせたい…。
開発の対象となる土地が価値ある植物の宝庫だと事前に知ることができれば、やり方も変わるのではないでしょうか。北巨摩的豊かな自然は北杜市の財産。それを生かすも殺すも私たち人間の知恵次第だと思います。
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アズマイチゲ(東一華) Anemone raddeana キンポウゲ科 イチリンソウ属
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by mukai-message | 2005-04-24 09:30 | ○里山を守る・壊す
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