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東日本大震災復興支援チャリティ・コンサート@フィリア美術館

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       小淵沢のフィリア美術館と言えば、ケーテ・コルヴィッツの常設展のある"愛と
      平和"を柱とする個性的な美術館として知られています。9月2日(金)の夜は、
      東日本復興支援プロジェクトによるオルガンコンサートがホールで開かれました。
      生憎台風12号がのろのろ北上中という悪天候に見舞われましたが、会場には風雨
      なぞものかは大勢の参加者が集まりました。 
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       上の写真はオルガニストの後藤香織さん(宮城県出身・仙台オルガン協会)。
      大震災のために大きな被害を受けた石巻市の文化施設「遊学館(ゆうがくかん)」の
      オルガンやホールに胸を痛め、「音楽を通して何ができるのか」と考えたそうです。
      親しんだ場所が破壊され、大切な人たちが安否不明という状況の中でした。
      そして、イタリアや小淵沢のオルガン関係者に呼びかけて、このプロジェクトを
      立ち上げたのです。

       演奏者は、イタリアから来日したウムベルト・ピネスキさん。G. ロッシーニ、
      G.B. マルティーニ国立音楽院名誉教授、ピストイヤ大聖堂参事などを務める大御
      所です。この夜の曲目は、16世紀から18世紀(200年間)のイタリア宗教
      音楽の移り変わりを示すもので、ピネスキさんと後藤さんによる掛け合い風解説
      がとっつきにくい教会音楽に親しみを感じさせてくれる好演出となりました。

       アンコールへの拍手が止むと、ピネスキさんはパイプオルガンを指差して「美
      しく、弾き手にやさしい。素晴らしいクォリティです」と述べ、楽器へも拍手を、
      とにっこり。このオルガンは日本製。草苅オルガン工房の作品だそうです。
     
       演奏会の後で、サプライズ・サイン会が開かれました。プログラムを抱えて
      うれしそうに並ぶ人々の中に私も加わりました。下の写真をご覧ください。
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       東日本大震災の原発事故による放射能汚染を恐れて、特に欧州アーチストによる
      公演キャンセルが目立つそうですが、ピネスキさんはこのチャリティのために喜ん  
      で来日し、翌日は慰問のために石巻に出発するとのことでした。
       このプロジェクトは計6回開かれる予定で、第2回目は、2012年3月。
      演奏者は Maurizio Croci(フリブール音楽院教授、ミラノ音楽院教授)の予定。

        =演奏会主催 東日本大震災復興支援プロジェクト 小淵沢実行委員会=
     協力 会場提供/フィリア美術館・楽器調律/草苅オルガン工房・広告デザイン/石塚夕夏 
   
   <参 考 資 料>
   石巻遊楽館    ピストイア   フィリア美術館ブログ
   現在の企画展 小林路子 美しい菌類画の世界 森のきのこ展 7月16日(土) ~ 9月25日(日)
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by mukai-message | 2011-09-08 08:15 | ▶ほくとART&CRAFT
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