<< 誰に言われなくても 交通安全を... 市議会 13日・14日が一般質問です >>

標識・看板から景観について考える (1)

 (写真はクリックすると拡大します)

ここはある町境です。もしあなたが大泉町の目的地に向かっているとしたら、「あ、ここから大泉だな」と確認して安心するでしょう。標識とは目印ですから、誰の眼にも止まるように分かり易く作られています。この標識はその役目を十分果たしていますし、その上周囲になんとなく「好もしい雰囲気」を醸し出しているとは思いませんか。そして、それはどこから来るのでしょうか ーー 私は「色彩」が大きな役割を果たしていると考えます。
この地点には左側に川の標識もありますが、この新標識と同じ落ち着いた紺色です。中程に立つ白地の旧村の標識の文字も藍色系。「三つも重なってうるさい!」とはあまり感じずに済むのは、色の統一感のなせる技でしょう。そしてそれは、背景の日本瓦の蔵や家屋にもしっとり馴染んで見えます。

これは「景観」の一例です。いま景観づくりが注目されているのは、看板や広告など「ただあればいい。目立てばなおいい」という戦後復興期的がむしゃらなやり方を見直し、全国どこでも同じような建物・植栽・道路の金太郎飴的風景でなく、地域にふさわしい「景観」とはどのようなものか、行政も民間も市民もともに考え、話し合い、創っていこう、という環境重視の時代に入ったからなのです。

北杜市が「観光立県」の「環境創造都市」を目指すならもちろんのこと、ましてや 「景観行政団体」 になったのなら、その自覚を持つことが期待されています。このような視点で、北杜市内に相当数設置されている 地区標識 を目にするとき、「市になったんだから、目立つ色と都会的デザインでいいんじゃないの」とは私には思えません。また別荘・観光客にとっては、「住所表示とは一致しない地区標識」は目立つがために誤解を招くこともあるのですから、むしろ従前のもの、白地に紺文字を基調としたデザインを応用した方が小ぎれいで、かつ実用的だったのではないでしょうか。

「おいおい、今さらそんなこと言われても困るよ」って? そうですね、このために(合併特例債から?)かなりの金額が費やされたはずですから……。それなら、今となって何ができるのでしょうか。このことを、私なりに考えているところです。 〜 この記事の続きはいずれまたの機会に 〜
[PR]
by mukai-message | 2005-12-12 12:57 | ▷ほくと景観まちづくり | Comments(3)
Commented by 冬人間 at 2005-12-12 18:44 x

今となって何ができるのか???と言われれば、白地に紺文字の市スティッカーを作って地区標識の上に全部貼ってもらう。私には、それしかないと思えます。だって、この標識へのアンケートとかなかったんだし、誰かが勝手に決めたことなんだから今さらお金がかかっても仕方ない。責任とるのは、私たち住民なんですか???
Commented by 春風 at 2005-12-13 21:16 x
地区標識、本当によく目立つ。 北杜市の色は、北杜市のマークの青、黄色と緑らしいですよ。 青にもいろんな色があるという感覚がないんだろうね。また印象が180度変わるという色が持つインパクトにも気が付いてないのでしょう。 もし変更してもらえるなら、旧長坂町の案内標識の、濃い緑に白文字にしてもらいたいで~す(ついでに、大きさもあのくらいにしてほしい)。
Commented by mukai-message at 2005-12-14 16:43
率直なコメント有難うございます。
冬人間さん スティッカーねえ…私には、もし新しく作りなおすんなら、いっそ看板、いや標識ごとそっくり! という方がすっきり思えますけどね。

春風さん めずらしく長坂のこと誉めてますね(笑)。たしかにあの緑色は感じいいと思います。そのうち写真とって載せますからね、乞うご期待。
<< 誰に言われなくても 交通安全を... 市議会 13日・14日が一般質問です >>