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標識・看板から景観について考える(3) 千代田区一番町一の路上にて

(写真はクリックすると拡大します)
   

ここは半蔵門の近く、英国大使館前の歩道である。塀に沿って土の道になっていて、それは東京都に毎年「舗装しないで下さい」と陳情している結果だと聞いたことがあるが、今でもそうしているのだろうか。
「自然の土の道」を「未舗装」と呼び、風景がどうであれ白いガードレールを張り巡らしてしまう日本のお役人の画一的感性が、やっと「景観」という視点で見直される時が来たのだ ーー と、先日久しぶりにこの場所を訪れた折に感じた。
ガードレールのあった場所には自然色の木製の柵が取り付けられており、同色の掲示板も立っている。いわく「この区間で施工したガードフェンスや木製舗装などは、東京生れの間伐材を用いて、「潤い」と「温もり」を感じる歩行空間を創出する目的で試験的に設置しました。 ※ガードフェンス上を歩いたり、フェンスを蹴ったりしないでください」
これを読んで、東京生れの間伐材だって! とうれしくなった。森林県山梨にもこのような事例があるのだろうか。どなたか教えてください。

それにしても今は忘年会シーズン。ここで平行棒遊びをしたり、跳び蹴りの練習をしたりする酔っぱらいなどいませんように……。 
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by mukai-message | 2005-12-29 17:33 | ▷ほくと景観まちづくり | Comments(3)
Commented by mukai-message at 2005-12-29 22:19
右写真に見える敷石の間にはコンクリートが埋込まれていますが、以前は玉竜が植込まれていて庭園のような柔い雰囲気が漂っていたものです。維持管理の都合でしょうか? う〜ん、残念。
Commented by brue-nile at 2005-12-29 22:50
mukaiさん、こんばんは。東京都産(多摩産)材は、都立公園等、彼方此方で利用されています。自然素材のガードレールは杉の間伐材から作られています。自然素材ですので、年月を経れば腐ってしまいます。これはリサイクルには欠かせないことで、また新しい間伐材を利用すれば良いのです。他にも園路舗装用の杉材ブロック、公園内の思い遣りベンチ等があります。園路舗装のサンプルは上野、東京文化会館真裏の道に在ります。野球場と日本文化院の間の道です。わたしは多摩産材の追跡取材をず~とやっています。東京都桧原村に在る多摩原木市場、木材加工所も行って来ました。ここで自然材のガードフェンス等を作っています。半端の木材からはチップが生まれるので、無駄なく利用されていますよ。それから木材チップは新宿中央公園に置き場があるのを発見しました。山梨県では清里の自然遊歩道には、木材チップが敷き詰められています。今年の初夏に取材して来ましたよ。多摩産の杉は地球温暖化が原因で成長が早くなっています。早いと年輪の幅が広くなります、広いと言う事は、木質が柔らかいと言う事です。人口乾燥、自然乾燥を幾らしても、住宅用には利用できません。
Commented by mukai-message at 2005-12-30 19:43
こんばんは、ナイルさん。間伐材や木材についての詳しい情報有難うございます。ご職業柄、さすが詳しいですね。清里のウッドチップの歩道は足にもやさしいし、周囲の雰囲気にもマッチしていて良いですよね。
杉は日本原産の木なのに、多摩産のは住宅には向かないとは! 他の地域のものはどうなのでしょう。心配になってきました…。
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