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長坂地域委員会主催 講演会 北杜市の地震危険と地域の防災 1/3

(場内には、各町消防団の姿が目立った ・ 写真はクリックすると拡大します)
    

自画自賛でなしに、これは極めてタメになる講演会でした。
講師の 吉井博明さん は、高校生だった昭和34年9月、伊勢湾台風に襲われた名古屋で被災されたそうで、こう語っています。「地元では『紀伊半島を越えて来る台風なんて絶対にない』と言われていました。地震について言えば、学者が『どこにでも起きうる』と言っているのに、人々はそれを信じません。神戸でも、中越の時にもそうでした。山梨はここ20〜30年間大地震はありませんでしたので、かえって危険なのですよ」

吉井さんは、文科系の地震研究者という珍しい存在。それだけにお話は、専門用語の羅列も少なく分かり易い。特に災害各地の現場での事例について、また行政と住民の対応のあり方について非常に示唆に富む内容でした。「北杜市の地震危険と地域の防災」と題されたお話の概要は以下の通りです。
  北杜市の地震危険
 (1) 海溝型 東海地震など      (2) 活断層型 糸魚川・静岡構造線など

  新潟県中越地震に学ぶ
 (1) 被害の概要           (2) 自治体及び住民等の対応

  北杜市の地域防災力をどう高めるか ー まず何から始めるか ー
 (1) 大災害とは何かを理解する    (2) 大災害に対応できるようにするための方法
 (3) 防災グループワークという手法  (4) 防災グループワークの効用

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*~* 「この辺りは岩盤が堅いから、大地震の心配はない」とか「東海地震は沿海側の問題だ」とか「東海地震は予知可能な地震だから大丈夫」と思っていて、軽い気持ちで参加した人には非常にショッキングな講演だったかもしれません。私は、以前県主催の防災ボランティアの集まりに出た時に、「東海地震は北と西に震源域が広がっているため内陸型、つまり山梨県直下型地震となること」また「これは、1940(昭和19)年に起きた東南海地震およびその10年後の南海地震と関連する可能性があり、さらに全国でも危険度トップクラスの糸魚川・静岡構造断層帯が近くにあること」を学びましたので驚きませんでしたが、今回の講演は、「何がどう起こりうるのか」を知り、「どのような事態を想定して、どう備えればよいのか」を具体的に実践しようという気持ちにさせてくれるもので有益でした。
あなただって、いい加減な知識のままで被災した挙句ひたすら救助を待つくらいなら、十二分に備えて、できれば人々を助ける側にまわりたくはないですか。

〜 明日は、記憶に新しい小千谷市(人口42,000人)の例を基にして北杜市に起こりうること、自分にできうること、それからーー "ああ、新住民よ! " です〜
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by mukai-message | 2006-02-24 18:00 | ○放 射 能 汚 染
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