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日本風景街道/シーニック・バイウェイ・ジャパン 八ヶ岳南麓の場合 5.

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八ヶ岳南麓風景街道の会」 の活動目的は、「心地よい道づくりを通して、自然と美しく共生する八ヶ岳南麓地域にすること」であり、「会」は、現在 (財)キープ協会 を加えた8団体で構成されています。ここでは、プロローグとして、峡北地域における市民活動について私が知っている範囲で触れておくこととし、それから申請書に記載された7組織・団体の活動実績の紹介に移りたいと思います。
私個人には、1995(平成7)年2月定住後すぐに「川に自然を取り戻そう」という、いわゆる提案型の環境保全活動を始め、その後「八ヶ岳緑のネットワーク」という長坂町南部を基盤とする少々とんがったグループにも加わった経緯があります。北巨摩での市民活動歴は長い方かもしれませんが、今回申請のために集まったほとんどの団体については、「名前は知っているけれど……」程度の認識しかありませんでした。他団体の方々も大体似たり寄ったりではなかったかと思います。つまり、何らかのきっかけで一グループが立ち上がるのは容易ですが、日常の活動に追われ、集団を維持することで精一杯で、他グループとの交流やネットワークづくりなぞ必要があっても「世話役、まとめ役」的存在なしには困難だからです。

さて、2001年ボランティア国際年の流れを受け、2002年には(当時の)峡北地域振興局の呼びかけで市民活動のための集会が開かれました。その目的は、冊子「峡北地域ボランティアNPO情報誌」(2003年2月25日発行)の編纂のためでした。当初、自主的に登録した団体を地域別(活動場所ではなく連絡先別)に分けると以下の通りです。
[韮崎市]14団体と1個人、[双葉町]5団体、[明野村]6団体、[須玉町]8団体と1個人、[高根町]9団体、[長坂町]13団体、[大泉村]9団体と1個人、[小渕沢町]8団体と2個人、[白州町]2団体、[武川村]4団体と1個人。

集会当日、多くの参加者から「年に一度でも交流会が開ければ有益では」という要望が出されましたが、事務局設置というハードルが越えられず、結局実現しませんでした。その後、地域振興局がホームページで民間団体紹介ページを運営するサービスを始め、次第に団体の活動が周知され出し、峡北における市民活動の流れに勢いがつきました。そして、その流れはうねりを増して、2004年10月NPO法人山梨県ボランティア協会により設置された「やまなしNPO情報ネット」 へと向うことになります。

*~* 10年ほど前は「住民運動? お上に逆らうなんて怪しからん」という風潮が強かったこの地。それでも時代の流れで、峡北、特に北杜市の前身である北巨摩郡が「県の市民活動揺籃の地」と評価され、行政も「市民との恊働」を謳うようになって ーー ひそかに微苦笑している今日この頃です (^^)
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by mukai-message | 2006-05-05 13:18 | ▷ほくと景観まちづくり | Comments(2)
Commented by 考える人 at 2006-05-05 14:38 x
ふーん、活動内容は分かりませんけど、旧市町村別のグループ数をじっと見てみると、白州、次いで武川がへこんでいますね。同じ北杜市になったけれど、地域差があるのはなぜなのでしょう。
Commented by mukai-message at 2006-05-06 09:44
考える人さんに言われて、あらためてこの情報誌を見直しました。すると、白州町では2団体のうち、一つは須玉で活躍するNPO、もう一つはいわゆる市民活動とは少々異なる講座・・・。ちょっと寂しい状態です。でもすでに4年経っていますから、現状は変化しているかもしれません。
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