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市民が起こした奇跡 山梨で憲法ミュージカル大成功! 

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埼玉県で、1993年から10年間平和憲法をテーマにした市民参加型のミュージカルが県内各地で上演された。それはさいたま市から始まり、最後の川越市では超満員だったという。そう聞いても、山梨県で同じ趣旨の ミュージカル を上演することに首を傾げる人は多かったろう。「人口がちがう、山梨は89万ほど、埼玉は700万を越える全国第5位の県だもの!」「埼玉県民の平均年齢は41.2歳(平成17年1月1日現在) と若いもの!」「山梨は高齢化した保守王国じゃんね!」など。行政主催のイベントも、組織的に動員をかけなければ「入場料タダでも来てくれない」という声も聞くし、悲観的理由には事欠かないのだから。  

しかし、小雨のぱらつく5月7日(日)、甲府の県民文化大ホール(収容2000人)では開場予定時刻の1時間前から行列ができ始め、一階席は瞬く間に満員となり、二階席への案内となった。前売り券が予期したより数百枚も多く売れてしまったため、間際の3日になって、午後だけでなく急きょ夜の部の公演を追加したという。総入場者数2,500人! 
有名スターなど一人もいない、小学生から79歳のお年寄りまで素人ばかり。プロの演出家の特訓を受けたとはいえ、彼らがあのように音と光と映像あふれる、美しいパワフルなステージを創り出せるとは ーー 誰が予想しただろうか。

一年ほど前、「山梨に奇跡を起こしたい」そう願った一人の市民がいた。その夢に多くの人々が共鳴し、賛同し、巻き込まれ、互いに支えあって、昨日 "伝説" が生まれたのだ。その瞬間を共にした出演者も観客も顔が一様に輝いていた。おめでとう、みんな!

*~* 私としては、山梨に新風を吹き込んだその市民が北杜市の "新住民" であることが誇らしい。しかも女性だ (^^)v
今の世の中、憲法9条と聞くと顔をしかめる向きも少なくないようだが、食わず嫌いは心身を細らせるのでは……。もし「改憲」がテーマの、愛と哀しみと希望にあふれ、老人が孫と一緒に見たくなる今回のようなミュージカルがあるのなら、どなたかご紹介ください。それが県民文化ホール超満員の記録を塗り替えられるのなら、それもまた新たな奇跡と呼べるかもしれない。
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by mukai-message | 2006-05-08 15:42 | ○市民・地方自治・・・
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