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共育ちの会「あ・そ・ぼ」総会&交流会

(写真はクリックすると拡大します)
  

この日文化交流後子ども達は保育室へ移動し、活動報告および分科会交流が活発に行われました。分科会は 1. あんしん 2. すこやか 3. みらい 4. ゆめみ の4つのテーマで話し合いをするというもの。与えられた時間は1時間とあって、「うーん、話し足らない、聞き足らない」という感じのエンディングとなりました。

写真右は、"くるりくら" による楽しいパフォーマンス。左は、明生学園(甲斐市) 訪問などの活動報告光景です。昨今子どもをめぐる問題が取りざたされることが多いですが、児童養護施設で育てられているのは「親のある子ども」がほとんど、という現実はあまり知られていないようです。市民グループ「あ・そ・ぼ」は結成3周年目 を迎え、ますます元気でにぎやかでした。
こどもの日は過ぎましたが、下欄に朝日新聞の社説を引用しておきます。



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0505朝日新聞 「里親 ぬくもりを子どもに

 きょうはこどもの日。端午の節句でもある。しょうぶ湯をたてる家もあるだろう。しょうぶは香りが強く、邪気を払うとの言い伝えがある。子どもたちの健やかな成長を祈りたい。

 だが、すべての子どもが温かな家庭でこの日を過ごしているわけではない。

 両親の病気や行方不明、虐待などで家族と暮らすことのできない子どもたちのことにも思いをはせたい。

 こうした子どもが、豊かなこの国に約3万6千人もいる。9割が施設に、あとは里親の家庭に引き取られて里子として育てられている。

 3月に、かつて里子だった女性の体験をもとにしたテレビドラマが放映されて評判になった。母は家出、乳児院に預けられたあと父が自殺し、生活の場を転々とする「ヤドカリ人生」だった。里親との暮らしは激しい反抗を経て最後には強いきずなで結ばれる。子どもに注ぐ愛情で信頼が回復した。

 里親の役割が見直されている。子どもへの親の虐待などが増えているからだ。心身に傷を受けた子どもは、落ち着いた家庭的な環境で育つことが望ましい。特に幼いころは特定の大人にたっぷり愛されることが大切だ。

 欧米先進国では、親と暮らせない子どもはまず里親に託される。一方、日本はずっと施設に依存してきた。いま里親家庭は2千余り。そこで暮らす子どもは3千人にとどまっている。

 家族の問題で悲しみを抱えた子どもを見守る里親の負担は重い。多様な形が模索されている。

 里親が6人までの子どもを預かり、きょうだいのようなつながりを育む「ファミリーホーム」はその一例だ。同じような境遇にある子ども同士の交わりと家庭的な雰囲気の両輪で成果を上げている。東京都など一部の自治体が補助金を出しているが、国も支援をして全国で取り組んでほしい。

 新しい家庭をつくろうという動きもある。オーストリアに本部があるNGO「SOS子どもの村」の日本支部をつくり、第1号の村の建設をめざす。

 2年にわたってプロとして養成された里親が、数人の子どもと暮らす。その家庭が十数軒集まって一つの村になる。世界各地に440の村があり、約5万人の子どもたちが暮らす。龍谷大学の金子龍太郎教授らが中心になって、土地や建物などの資金援助を実業界に働きかけているところだ。

 国も遅まきながら里親重視を打ち出した。けれども難しい問題に対応できるしっかりした研修や、困ったときに相談にのってもらうなどの支援がまだまだ足りない。手厚い応援の態勢が整っていれば、子どもを育てる喜びを味わってみたいと思う人たちもいるのではないか。

 里親の実態や苦労は、じゅうぶんには知られていない。その活動に関心をもつことは、子どもたちを支えることにつながっていく。
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by mukai-message | 2006-05-23 18:05 | ▷市民・議会・地方自治
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