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西暦2006年のブルー・クリスマス

c0041095_16235749.jpg 年齢を重ねたせいかブルーだったクリスマスの思い出には事欠かない。今思えば、なんで? というようなことで青くなっていたわけだが、今年のこの季節ほど憂鬱だったことはない。宵闇にピカピカするツリーも、ラジオから流れるクリスマス音楽の数々もどこか遠い他人事のように感じてならないほどだ。

 「教育基本法・参院委員会強行採決」原因はこれだ! この後に続くメニューが「防衛省昇格」、「共謀罪」、「改憲手続き法」と来ては、薔薇のかんばせも色褪せるというものではないか。

 参考サイト
[You Tube](ビデオプレス発信)
教育基本法・参院委員会強行採決に抗議

 さて、このビデオを見て、60年安保闘争を思い出したのは私だけではあるまい、と言いたいが、ブロガーの多くは生まれてもいなかった時代なので、やはり私一人かも……(=_=)



  
 ・・・・・・・
 参考サイト 安保闘争 Wikipedia   
 このサイトによると、「5月20日に衆議院で新条約案が強行採決されると、『民主主義の破壊である』として一般市民の間にも反対の運動が高まり、国会議事堂の周囲をデモ隊が連日取り囲み、闘争も次第に激化の一途をたどる。反安保闘争は次第に反政府・反米闘争の色合いを濃くしていった。岸は、「国会周辺は騒がしいが、銀座や後楽園球場はいつも通りである」と事態沈静化を図るが、東久邇・片山・石橋の三人の元首相が退陣勧告をするに及び、事態は更に深刻化する」 とある。

 今、国の将来を背負う子どもの教育に関わる法律改正のために国会議事堂へ抗議に駆けつけるのはわずか千人単位だが、昭和35年6月15日同じ場所に押し寄せた学生、労組、一般大衆の数は65万人(警視庁発表)と最大級だった。この時、東大生樺美智子さんが圧死したこともあまりにも有名である。当時私はまだ中学生で「風と共に去りぬ」に読みふけっており、政治に興味なぞなかったのだが、あの時代の体温は「なんだか怖い」ほどに熱かった。それが、いまではどう? 都会のどこを歩いても、人と人の間には寒気時々ぬるま湯程度の温度が漂うばかりで、なんだかとってもぞぞっと怖い。

「条約は参議院の議決がないまま、6月19日に自然成立。またアイゼンハワー大統領の来日は延期(実質上の中止)となり、混乱の拡大は避けられる見通しとなった。岸内閣は混乱を収拾するため、責任をとる形で、新安保条約の批准書交換の日である6月23日に総辞職したが、岸首相自身も辞任直前に暴漢に襲撃され重傷を負った」

 それにしても、母方の祖父岸信介に比べると安倍首相は幸せ者である。強行採決に対していまやマスコミもデモも実におとなしいものであり、一般大衆にはワーキングプアが増え、疲労感が濃く、そう、ゾンビー化している。何を強行採決しようが、首相がプレッシャーを感じることもほとんど無いだろう。もし、ちょっぴり感じるとしたら、あるサイトが爆発的に人気を呼んでいることくらいだろうか。 [You Tube] 偽安倍晋三

 私は小学校の近くに住んでおり、登下校の時間に子どもたちを見かけることも多い。この地に引っ越ししてきた当初、大声で元気よく「こんにちは」と声をかけられて、田舎っていいなぁ、と感じたものだ。しかし、あれから12年経ち、子どもたちの将来を案じるような出来事が田舎でも都会でも増えてきたことを痛感している。昨日のワークショップ でも子どもたちの問題行動、子は親を映す鏡であることなど多くの事柄が話題に上ったが、自分たちの育った時代には考えもつかないことが多く、今の大人には10年後の子どもたちの姿を予測するのは難しい。
 もし予測できるものがあるとしたら、質ではなく数ではないか。地方自治体がいくら施策を講じても少子化に拍車がかかるとしたら、それは「子どもを生みたくなるような」国づくりのできない政治家のせい、そしてそういう政治家を喜々として選ぶ国民のせい。この堂々巡り、いつ断ち切れる?

 白銀の山々の彼方、遥か中央を眺めてはため息をつく今年のクリスマスは、どこから見ても真っ青だ。
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*~* そうそう、私はまだ地域委員でしたね。それでは、国政からローカルへと焦点をもどします。"しゃんしゃんイベント" だったとバレたタウンミーティング(市民集会)のやらせとギャラについては多く報道されていますが、この点、北杜の「市民対話」はほぼまともでした。当日出席し質問もした私ですから、北杜市には断じてやらせもギャラもなかったと断言しますーー金もないんだけど、はい。質問数こそ制限されたものの、一委員に寄せられた「地域の声」を市長に届けることができ、狭い地域ですから、「声」さん達にも喜ばれましたしね。
 我らの北杜市には、来年度はぜひ一般市民との「対話」も実現して、中央政治の模範、民主主義のロール・モデルとなっていただきたいものです。
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by mukai-message | 2006-12-15 16:58 | ▷市民・議会・地方自治 | Comments(9)
Commented by 冬人間 at 2006-12-15 18:42 x
ある雑誌によれば「安倍晋三の父方の祖父は、阿部寛、当時の東条内閣による翼賛選挙に抗議して非推薦で出馬して当選した一人」だそうです。なぜ母方の岸信介のことだけ礼賛するのか、そんなアンフェアな首相の人気は下がっているのに、子どもの未来を変えてしまう法律が強行採決! なんだか怖いです。
Commented by オンブズおじさん at 2006-12-15 20:36 x
幼稚園から大学までトコロテンで行った坊やがじいさまの威光で首相にまでなって、なんと教育基本法を変えちゃう。基本法のカナメは、第10条でっせ、10条。これがなくなると「国家が教育に介入」する中部横断道ができ上がるってこと。愛国心だけに目を奪われてちゃあかん・・・トコロテンはあかん。
Commented by あべかわもっちゃん at 2006-12-15 21:46 x
むずかしいことは分からんのですが、「サクラ」を使ったり金出したりしたのは、その必要があったからでしょう。アホな民にゃあアホな政治でどっこいしょ。死んだわしの爺様はそう言っとりましたよ。
Commented by 風路 at 2006-12-16 01:03 x
去年の9月11日の選挙の日の夜8時すぎ、自民党圧勝という報を聞いたときから、こういう日がくるのではないかと胸騒ぎがしていました。
これからどんどん、mukaiさんが挙げられているような法律が通っていってしまうのでしょうか?不安です。
Commented by mukai-message at 2006-12-16 12:48
冬人間さん 寒々しい世の中ですね。首相の人気が下がっているのが何故なのか知りたいところです。安倍姓につながる祖父のことを述べない理由もーー沈黙は大いに語るとも言いますけれど。
Commented by mukai-message at 2006-12-16 12:51
オンブズさん せめて受験くらいした首相に「教育」を扱ってほしかった・・・。これからはトコロテンを見る度にそう思うかも。
Commented by mukai-message at 2006-12-16 12:53
あべかわもっちゃんさん 賢明なお爺さまでしたね。時代変われど、政治が変わらないのが哀しくなります。
Commented by mukai-message at 2006-12-16 13:04
風路さん 一昔前なら、「冗談でしょ」という成り行きですね。
二昔、三昔前なら、もっと人々が熱くなっていたでしょうにーーと学校であまり習わなかった近現代史を振り返ったりして。でも、今もその中を生きている! う〜ん、やはりユーウツです。
Commented by 平成枯れすすき at 2006-12-16 14:51 x
自国に自信がないから、法律で愛国心を謳い、庁を省に格上げしてなんとなく安心する?
ともかく論議を尽くさず強行採決ーーこの究極の悪癖はそろそろ止めにしないと、子どもたちに復讐される日が近いかもですよ。いや、もうそれが始まっているのかなあ。
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