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JRポスター「週末は山梨にいます」で考えたこと

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日本にはちょっとない」、「山梨の水はまた質がよい」、「山梨県がもっている」と、11月に(無作為に)掲載したポスター・シリーズの残りの二枚をご紹介します。



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 私は、金田一春彦さんがかつて住んでいた(山梨県旧北巨摩郡長坂町)小泉に12年前から暮しています。里山の風景が広がるのどかな地域です。数年前から八ヶ岳の麓の畑を借りていますが、ふと手を休めて眺める四方の景色はまさに絶景!
 冬は厳しい寒さと八ヶ岳おろしに見舞われるため、「まちんしゅ(まちの衆)にゃえらいだろ」と地元の知り合いに言われますが、どうして、なんのその、冬の山々の神々しい表情には寒さも忘れーーることはありませんが(-_-;)、冬こそ八ヶ岳南麓の個性が発揮される季節だと思います。

 飽きることなく山々に見とれ、雑木林を歩き、人々とお茶を飲み、語り合うのを好んだ金田一さんは、心底山梨に惚れ込んだ方であり、また地元からも愛された方でした。まるで「新住民」の鏡ーーと言いたいところですが、日本中どこの地域にも、こうした住人は案外多いのではないでしょうか。その反対に、その土地生まれでも、「だって、そんなもん当たり前じゃん」と、いつもそこに在る自然や地域の魅力に気づかない人も案外いるのでは……。どのように自分の地域を視るのか、そしてどのように関わるのか。それは、学校でも家庭でも教わることのない、いや、教えられない態度、生き方なのだと思います。

 「我が国と郷土を愛する態度を養う」が実際何を意味しているのか、私にはよく理解できませんが、自分の関わり方の質によって、地域やそこに住む人々への思いは変わるものです。相手と関わるという行為を通じて自然に発生してくるのが、愛情です。愛情とは、本来の意味の ボランティア 活動のように、誰も強制できないものです。
 山梨を描いた5枚のポスターは実に多くのことを考えさせてくれました。

 *~* このポスターデザインは山梨製だと聞きました。うれしいですね! 
 ところで、この5枚を絵はがきセットにして、北杜市の施設で売ることはできないのでしょうか? よいお土産にもなるし、北杜市の宣伝にもなります。ただし「なんだ、来てみたらがっかり!」と言われないように、地域づくりへの不断の努力が必要になりますけれど。
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by mukai-message | 2006-12-23 09:53 | ○ほくと景観まちづくり
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