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できたてほやほや「日本風景街道 関東エリア」ホームページ

(写真はクリックすると拡大します)

 今年の2月4日に放送されたBSフォーラム「道から始める地域作り」という番組で「国は、シーニック・バイウェイの名称を日本風景街道と決定」したことを知って以来、地域の道のことを書き続けて来ました。




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 3月末に閉め切られた国交省事業「日本風景街道」への応募についても「八ヶ岳南麓の場合」シリーズで ご紹介しています。何であれ事業というものは、滑り出してから軌道に乗るまでに時間がかかるものですが、国の大事業においてもそうらしく、特に国とは無縁の存在だった市民団体が初めて相互パートナーシップを組んだため、「海のものとも山のものとも分かんな〜い」手探り状態で推移しているうちに、気がつけば年末になってしまったというのが正直なところです。 

 そこに届いたのが、「日本風景街道 関東エリア」ホームページがオープンといううれしいニュース。画像は、「かんとう風景街道ニュース」創刊号の表紙です。春から秋にかけて道路を支援する市民団体の活動を細かく視察されてきた中村良夫さん(日本風景 街道戦略会議副委員長)が表紙の "国土文化のルネッサンスを" で書かれている内容には、私たち八ヶ岳南麓風景街道の会が、この一年近く熱っぽくわいわいガヤガヤと話し合ってきたことの精髄が盛り込まれていると感じました。「 (市民団体の活動は)都市文化を超え、風土に根差した新しい国土文化再興の運動ではないだろうか。その運動が成功すれば、地域は魅力的になり経済は元気になるだろう。だが、それは結果であって、直接の動機は文化運動と考える方が当たっていると思う。文化が経済を動かす時代がやってきたのだ。(中略)文化基盤としての風景街道の沿道景観は美しくなければならない。看板やガードレールだらけの風景街道はないだろう。これ が、第一の関門であり、そして最後の難関でもあるように思われた

  八ヶ岳南麓風景街道の会に参加することになって以来、時折 「あ、これは何かに似ているなぁ」と感じることがありましたが、つい最近、それは何年か前にイタリアで提唱されて広まった「スローライフ」運動のようなものではないかと思い当たりました。経済が猛スピードでグローバ ル化していく流れの中で、「ちょっと待って。地域を、暮しを置き去りにしてどこへ行く?」と問いかけ、呼びかけ、話し合い、行動する ーー そんな市民が数多く登場する地域こそ、すんなり時代の死角に入り込み、スローであっても確実に変革をもたらす可能性を持つのではないでしょうか。

  「かんとう風景街道ニュース」の表紙の写真ーーそれは、「山梨県道 615号・美し森清里線と八ヶ岳」です。

 
  *~* ここで「中部横断自動車道」が大きな争点になっているという山梨県知事選についてですが、「早期実現」という未だ旧世紀モードのスローガンが多く目に付き、「文化」を論点として次世代の道路行政のあり方を語る候補者は見あたらないような気がするのですが、いかがでしょうか。
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by mukai-message | 2006-12-25 17:08 | ○ほくと景観まちづくり
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