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信濃毎日新聞記事「茅野の太陽光パネル 和解」 反対住民と業者 植栽など条件に

  
長野県にお住まいの方から頂いた3月14日(土)付新聞記事です。
農地を転用した敷地に設置された太陽光パネル。住民ら10人が地裁諏訪支部に仮処分を申し立てたもの。

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 和解文書に「事業地内のメンテナンスには除草剤や農薬を使用しないこと、および井戸水の定期的な水質調査」が盛り込まれたことも成果の一つであり、地域を守ろうという住民たちの熱意が伝わってきます。

# by mukai-message | 2015-03-16 09:43 |  ●太陽光発電の諸問題

八ヶ岳南麓に 太陽光パネルの乱開発が拡大中!

 八ヶ岳をしばらく見ていない、登っていないという方、または、今冬は一度も出かけなかったという別荘の方は、この冬ですっかり変わってしまった「景観」に遭遇して仰天! かもしれません......。借景だった雑木林が皆伐され、その跡地に無機質な太陽光パネルがずらりと並ぶと同時に新しい電柱や電線が増加しています。
 問題は、自然と景観の破壊だけではありません。森林が大規模に伐採されると、保水力が失われて土砂災害の原因ともなり、地域の水利用(湧水や農業用水、生活環境など)への影響も心配されています。

  山梨県は、「自治体に『条例化』を要請(ホームページ上で表明)」しており、すでに19の自治体でその方向に動き始めています。八ヶ岳の麓の北杜市では、今月17日(火)の第1回市議会定例会において7人のうち3人の議員が「太陽光発電設備」に関連して、代表質問に立つ予定です。(登壇順に、市民フォーラム 野中真理子議員、公明党 小尾直知議員、日本共産党 中村隆一議員)。

  また、市民たちも動いています。地域の「太陽光発電を考える市民ネットワーク」が、「太陽光発電そのものを否定している訳では無く、そこにルールを設けるべきとお願いしたい」という趣旨で、「景観計画」・「景観条例」の改正を求める署名活動をスタートしました。
  以下がマップ(現在も設置場所は増加中)と北杜市長宛の要請書(署名欄付き)です。「市、県内外を問わず、お知り合いの方にもご紹介頂き、署名用紙を所定の私書箱宛郵送して頂ければ幸いです」とのメッセージが寄せられています。

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# by mukai-message | 2015-03-13 19:50 |  ●太陽光発電の諸問題

「山梨再生 五輪までに」 新山梨県政に寄せる県民の声

 2月18日午前9時、雪が降りしきる中、後藤斎新知事が初登庁し、就任の訓示で県政運営の基本方針5項目を提示した。リニア中央新幹線が開業する27年までに人口90万人、その後の転入などによる社会増で100万人の目標を掲げている。
                              (山梨日日新聞2/18一面記事抜粋)


  ⭐️以下は、県知事選に寄せて新年1月に山梨日日新聞一面の紙面を飾った「私の見方」です。移住者など”外の視線”を併せ持つ県民を中心に、山梨の現状、求める政策や知事像などが語られています。


[私の見方 1]「山梨の魅力は、なんといっても豊かな自然。私は太陽熱を生かした自然素材の家をつくりたいと思い、日本一日照時間が長い山梨に来た」と述べる名取さん。
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[私の見方 2]「自然環境を守り、山梨らしさを大事にしてほしい。頑張ろうとする若者が、企業に挑戦しやすい環境をつくってほしい。東京や日本全体と同じ路線でなくてもいい。日本中が同じ方向を向くとどうしても埋没するところが出てくる。地域のあり方は多様でいい」と語る鞍内さん。 
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[私の見方 3] 「目標は農作物を地元で消費するローカルビジネスモデルの確立。地元雇用も生まれる。仕事だけが人生じゃない。仕事と娯楽ばかりの都会とは違い、山梨は人生を楽しめる場所。雇用の場をつくろうという若い人の動きをサポートしてほしい」と語る水上さん。
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[私の見方 4] 「山梨の課題。県庁職員と民間の人的交流を促進し、どんな環境変化にも耐えられる人材を育成し、健康資源や自然の豊かさをフル活用する県政を目指してほしい。県政に望むこと。リニア中央新幹線や中部横断自動車道など交通インフラの整備にめどがつき山梨に追い風が吹いている。新知事には従来とは比較にならない大きなミッションが課せられていると思ってほしい」と語る萩原さん。    
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それぞれの視点から語られた「意見」、いかがでしたか。
ここで気になるのは、ほとんどの方が「山梨の自然の豊かさ」を強調しているにしては、進行中の大開発プロジェクト「リニア中央新幹線」や「中部横断自動車道」についての問題点をスルーしていることです。

後藤知事と新県政へ寄せるあなたの意見はいかがですか?

# by mukai-message | 2015-02-18 20:43 | 山はあっても 山梨県・・