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道から自然景観を考える シーニックバイウェイとエコロード

(写真はクリックすると拡大します)   昨日の夕方のこと、ニュースを見ようと早めにテレビをつけたら、「シーニックなんとか」という耳慣れない言葉が流れてきた。夕方5時からのBSフォーラム「道から始める地域作り」というパネルディスカッションを中心とした番組である。残念ながら最後の10分ほどしか見られなかったのだが、シーニックバイウェイ(シーニック scenic は景色の、バイウェイ byway は脇道・横道)とは、アメリカで13年前から新しい観光施策としてスタートしたもので、国内では昨年度から北海道で試みが始まったばかり。今、全国的に注目されている国のプロジェクトという。
 
この番組の最後の10分を見ただけで偉そうなことは言えないが、印象に残ったことが二つある。まず千利休の言葉! 茶庭づくりについての「渡り六分に 景4分」を引いて、その精神をこれからは活かしたいのだとか。(もっともらしいのだけれど、あの高度成長の時代にシンクロして成長した者としては、えー、本気ぃ? と耳を疑うのだ (*.*)。) それと、番組の最後に入った「国は、シーニック・バイウェイの名称を日本風景街道と決定しました」というテロップ。そうか、にっぽん風景街道か! とこれには妙に感心してしまった。佳いではないか、街道って言葉が。お江戸日本橋を起点とする街道の数々を思い出すではないかーーそこでまた思い出した、日本橋と言えばさぁ(>_<) 。ま、キリがないからこれはまた別の機会にね。(でもォ、ホントのところ、街道って幹線道路だから byway じゃなくって highway じゃないの?)

さて、一晩明けてふと眼に付いたのが、我が本棚に並んでいたこの本「エコロード」である。旧称シーニックバイウェイとこれと地域とどんな関係があるかと言うとーーおっと話が長くなりそうなので、今日はここまでといたしまする。では、また明日。ご機嫌よう!
by mukai-message | 2006-02-05 16:25 | ▷ほくと景観まちづくり
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